導入は簡単!でも総合的な目線で判断を

この記事をシェアする

地域貢献にもなる!?自動販売機の活用法

今や自動販売機は、飲料購入の機械というだけに留まらず、色々な面での活躍が期待できます。
その1つには、「夜間の防犯性」です。
駅前や繁華街を抜け、メイン通りから1本入るだけでも暗い夜道になる場所も少なくありません。
自動販売機があるだけで、暗い通りが明るくなるため、防犯性も高くなり、学生や女性なども安心できる環境になると言えます。
2つめは、「災害時の救援」です。
万が一、停電で水や電気がストップした事態にも、内蔵の非常用バッテリーによって商品提供が可能になったり、いざと言う時の貯蓄水としても活用できます。
その他にも、メーカーによっては、Wi-Fi搭載、AED搭載の自動販売機なども出ています。
自動販売機自体も、本来の飲料購入という主な目的はそのままで、それ以外にも時代の流れに合わせ、技術も進歩し、いざという時の備蓄としても活躍ができるものに変化してきています。

メリットばかりではない注意点の把握も

自動販売機を設置する方法には、2通りあることをご説明しましたが、どちらの方法にもメリットだけという訳ではありません。
まず、基本的にどちらの方法にも共通して言えるのが、電気代の負担です。
夜間の防犯性を高め、無人での24時間稼働はメリットでもある反面、その分、少なからずずっと電気代はかかることになります。
一般的な電気代として月に3~5千円程度かかるため、少なくとも10~15本以上の飲料が売れないと利益が出ず、赤字になってしまうケースもあります。
また、自動販売機を設置する場合、同時にゴミ箱も設置することになりますが、残念ながらゴミはきちんと捨ててくれる人ばかりではありません。
そういったゴミの対応や、ゴミを巡って近隣住民からクレームがくることも。
このようにデメリット部分も把握した上で、自動販売機の設置を検討されると良いでしょう。